【AWS】EBSの概要について
今回のテーマ
今回はEC2インスタンスで使用されるストレージ領域である EBSの概要についてまとめることにする
目次
- EBSとは
- EBSの特徴
- EBSの種類
- Snapshotについて
- まとめ
EBSとは
AWS公式では以下の通り記載されています。
Amazon Elastic Block Store (EBS) は、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) と共に使用するために設計された、スループットとトランザクションの両方が集中するどんな規模のワークロードにも対応できる、使いやすい高性能なブロックストレージサービスです。
つまりEC2インスタンスにアタッチされて使用されるブロックストレージのことをいいます
EBSの特徴
ブロックストレージには別にインスタンスストアがありますが
インスタンスストアと比較してのEBSの違いは以下の点になります。
またAZ(アベイラリティゾーン)内にあるEC2インスタンスであれば
EBSを付け替えることも可能という特徴もあります。
EBSの種類
EBSの種類には大きくSSD,HDD,マグネティックに分けられ
以下のボリュームタイプがある。
名称 | 特徴 |
---|---|
汎用SSD | 最も一般的なSSD アプリケーションリソースを保存 |
プロビジョンドIOPS | 最も性能が良い 高いI/O性能 |
- HDD
名称 | 特徴 |
---|---|
スループットHDD | 高いスループット 大容量のデータ |
コールドHDD | アクセス頻度が低いログ、アーカイブ |
- マグネティック(Magnetic)
名称 | 特徴 |
---|---|
マグネティック | 旧世代のボリュームでは使用できない アクセス頻度の低いワークロード(アプリに必要なコードやリソースの集まり) |
Snapshotについて
EBSをバックアップする際にはSnapshotを使ってバックアップする。 特徴としては以下が挙げられる。
- SnapshotはS3に保存される
- SnapshotからEBSを復元時は別のAZにも復元できる
- Snapshot作成時に圧縮される。圧縮後のサイズに課金される
まとめ
- EBSはEC2インスタンスにアタッチして使用されるブロックストレージ
- EBSはネットワークで独立しており、データの永久保存が可能
- EBSのボリュームタイプには5種類ある。
- EBSのバックアップにはSnapshotが使用される
参考URL
Amazon EBS(EC2 ブロックストレージボリューム)| AWS