【PHP】連想配列？って何？

今回のテーマ

今回は連想配列の書き方について記載します。

記事対象者

・PHP初学者

連想配列とは

連想配列とは配列でもより使いやすくした配列のことです。
配列では要素番号01,2~にそれぞれ値を格納していきましたが
連想配列はこの0,1,2の要素番号を名前で登録することができます。

例
$team =array{"大型犬"=>"ゴールデンレトリバー","小型犬"=>"チワワ"};
echo $team["大型犬"];
// 出力
ゴールデンレトリバー

JavaでHashMapクラスというのがあるのですが
仕組みはそれと同じですね。

HashMap | Javaコード入門

サンプルコード

サンプルコードをみていきます。
今回のサンプルコードは少し複雑ですが、見ていきます。
このサンプルで入力されるのは
「大型犬,ゴールデンレトリバー,小型犬,チワワ」とします。

<?php
for($i=0 ; $i<2 ; $i++){
    $input = trim(fgets(STDIN));
    $input_value =explode(",", $input);
    // 手前の要素をkeyとして、後の要素をvalueとして連想配列に代入
    $key = $input_value[0];
    $value = $input_value[1];
    $team[$key] = $value;
}

print_r($team);

?>

Array
(
 
)

解説メモ

一つ一つの構文を丁寧に見てみます。
①まずは標準入力を複数回取得するためfor文で繰り返す
　例では2回繰り返すので$i<2までにしています。

for($i=0 ; $i<2 ; $i++){}

②標準入力を取得する
入力された文字列を$inputに代入する。
ここではexplodeメソッドで「,」区切りで分けられた文字列を
それぞれ$valueに代入する。

$input = trim(fgets(STDIN));
$value =explode(",", $input);

そのため$valueには{"大型犬","ゴールデンレトリバー","小型犬","チワワ"}として 配列として代入されています。

③②で代入された配列の要素をキーと値に代入する。

$key = $input_value[0];
$value = $input_value[1];
$team[$key] = $value;

このサンプルコードの例にすると以下のように代入を行っている。
[0]番目の"大型犬"を$key
[1]番目の"ゴールデンレトリバー"を$value
[2]番目の"小型犬"を$key
[3]番目の"チワワ"を$value

最後に$team[$key] = $value;のコードで$teamという連想配列化しているというのが今回のサンプルコードの流れです。

④出力する

print_r($team);
// 出力結果
 [大型犬] => ゴールデンレトリバー
 [小型犬] => チワワ

まとめ

今回連想配列の説明をしました。よく使うので
しっかり覚えておきたい。

また今回のサンプルコードでは標準入力されたものを
連想配列として扱うコードの流れもしっかりマスターしておきたいです。

参考サイト

techacademy.jp