平凡エンジニアによる平凡ブログ

平凡インフラエンジニアがスキルアップを目指してプログラミングやクラウドやサーバといったインフラのアウトプットをしていきます!

【クラウド】クラウドコンピューティングの特徴とメリット

現職がインフラエンジニアなので、クラウド環境は使用しているので
感覚的に理解しているつもりであるが、改めて整理しておきたい。  

クラウドとは

クラウドとはインフラサービスを ブラウザ上からサービスとして活用できる仕組みのことである。

自社で所有するオンプレミス型ではなく、利用したいサービスを 選択して利用することができる。

クラウドによってサーバ、ネットワークやファイヤーフォールを
今までの「固定資産型」から「従量性のサービス型」として使用することが できるようになった。

クラウドのメリット

①俊敏性
数分で必要なITリソースが調達可能

自社でインフラ設備をたてる時はサーバやネットワークを 配置するデータセンターなどの場所や電源テスト、監視環境の整備や テストやさらにはOSインストールなどが必要になり数ヶ月単位もしくは 年単位で時間がかかるケースもあります。

②コスト削減
余剰分のキャパシティを抑えることができる

インフラの設備は計画当初はリソースを多く見積もった場合
もし余剰分のリソースが多かった場合、従来の固定資産型だと削減することは 難しいため、余剰分のコストがかかり続けるが
クラウドの場合は後で必要に応じて追加できるというメリットがあります。

③運用負荷軽減
インフラの管理・運用負荷軽減して別の優先度が高い業務を行うことができる

インフラの構築や、監視や運用を一括してクラウドサービス側に移管できるため、その他諸々IT資産管理や、監査の対応、最新パッチの適用など大がかりのチームとして 行ってきた業務の時間をより重要な業務に移すことができます。

④検証環境での利用
一般的には①②③が特徴として挙げられるが
インフラエンジニアの立場からいうと④は非常にありがたいです。
コマンド一つとってもどういった挙動をするのか環境や負荷状況によって
違うため、検証する環境があれば試すことができます。

また本番環境でもより便利なソフトウェアをインストールしたいと時もアプリケーションや OSのバージョン等ではうまく起動しないということも考えられますので 本番環境と同じ検証環境のためにクラウドを使用するというのは非常に良い使い方だと考えています。

終わりに

自分が4年前にインフラエンジニアとしてキャリアをスタートさせた 時よりも、クラウドを使用する企業様も増えているように思います。

AWSが特に注目を浴びてますが、Azureが急激に伸びているとのことです。 (実際の数値は見れてませんが)

インフラをクラウド化して、そしてOSより上位のアプリケーションやミドルウェアの 開発に注力できるようになる時代がすぐきているので、私自身もITのトレンドは日々取り入れるようにして時代にあったスキルを身につけたいと思います。

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