【git】リモートリポジトリに反映させる
前回はgitで管理できるように設定をおこなったが、実際に変更記録をローカルリポジトリへ反映させ、他人にも共有できるように、githubへ公開する過程までをまとめます。
まずgitで管理できるようになっていることを前提で話を進めます。
前回内容
【git】インストール〜gitで管理できるまで - satoru103’s blog
1.ファイルの変更が記録されるようにインデックスへ追加する。
$ git add . 成功すると出力はなく、プロンプトだけ返ってきます。 **ここでは全てのファイルをインデックスへ追加しています**<br> **git add ファイル名であれば、そのファイルだけインデックスへ追加できます** $ git status **Changes to be committed:** (use "git rm --cached <file>..." to unstage) new file: .gitignore (省略) Changes to be committed:以下のファイルが インデックスに追加されて変更が記録されるようになっている状態を示しています。
そのままファイルの更新を行っても変更履歴が残りません。
そこでインデックスという場所にファイルを追加することでgitで元ファイルの変更箇所を記録することができるようになります。
インデックスは作業場に例えられることが多いです。
2.変更履歴をコミットする
ファイルの変更をした後に変更をコミットして、ファイルのバージョンを記録します。
$git commit -m 'initial commit' 出力例 81 files changed, 1298 insertions(+) create mode 100644 .gitignore create mode 100644 .ruby-version (省略)
「git commit」がコミットを行うコマンドでオプションで-mをつけると
コミットにメッセージをつけることができます。
ここではinitial commitというメッセージをつけてコミットを
行なっています。
GitHubにアカウント登録を行った上で以下のようにリモートリポジトリを作成します。
GitHubとは簡単に説明すると gitの機能をWEB上で使用することができ 全世界に公開することができるアプリケーションのこと
自分の理解で説明するとこのような説明になります。
gitとは機能は似ているが違うサービスであることと、他人に公開するために
必要であるという理解でいいかと思います。
わかりやすい参考サイト
https://techacademy.jp/magazine/6235#sec5
GitHub登録はこちらから
https://github.co.jp/
まずgithub上の左上のnewボタンを押す
次の画面でリモートリポジトリを作成する。
-「Repository name」と「Public」を選択して
-「Create repository」をクリックする
-「Public」を選択しないと他人に共有できない状態になるため注意
ローカルリポジトリに移動した後に以下のコマンドを実行する
$git remote add origin [URL] $ git remote origin
URLにはGitHubに記載があるURLを入れる。
git remoteのコマンドで「origin」になっていれば、githubとの
紐付けは完了している。
5.ローカルリポジトリからリモートリポジトリの情報を反映させる
$git push origin master
ここではブランチは作成せず、ローカルリポジトリのmasterからリモートリポジトリのmasterへpushすることで情報を反映させている。
以上でリモートリポジトリへの反映は以上です。 次はブランチを作成して、作業をする場合の方法を記載していきます。
次回
【git】ローカルでブランチ作成〜マスターへマージまで - satoru103’s blog
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